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お知らせ

「内保連負荷度ランクと内科系技術の適性評価に関する提言ver.2」発刊のお知らせ

内保連負荷度ランクと内科系技術の適性評価に関する提言ver.2
(表紙をクリックすると掲載ページに移動します)
 
内保連では内科系医療ニーズを客観的に評価する指標を構築するため、全国98の病院にご協力いただき、DPCデータを用いた「内科系医療技術負荷度調査」を行い、2020年12月に『内保連グリーンブック2020』としてとりまとめました。
令和4年度の診療報酬改定に際し、内科系技術の適正評価に関する提⾔として、内科系医師の負荷と相関のある項⽬をD項⽬とし、重症度、医療・看護必要度に取り⼊れることを提案しましたが、十分な理解の譲成が叶わず採用には至りませんでした。

その反省をもとに、より国民目線から、より「すべての医療ニーズ」を正確に評価可能で、かつわかりやすい指標(ものさし)の作成を試みて参りました。
前回の診療報酬改定の際には、D項目の新設を提案しましたが、大きな改訂であったため、今回は内科系医療ニーズをより正確に反映させる一方、大きな改訂を伴わない方法を採りました。

具体的には、前回の調査で抽出された内科系医療技術の複雑性に関する項目をA項目に追加する手法を選択し、その結果を『内保連グリーンブック2022年内保連負荷度ランクと内科系技術の適正評価に関する提⾔ ver.2』として発刊する運びとなりました。
今回の新A項目を用いて、シミュレーションをした結果、外科系のみならず内科系医療ニーズをも正確に評価可能な指標であることが明らかになりました。この新A項目を利用した、新重症度、医療・看護必要度は、すべての医療技術を適正に評価し、必要な職員配置や医療提供に資するものと考えております。

一般社団法人 内科系学会社会保険連合
理事長 小林 弘祐
副理事長 医療技術負荷度調査委員会委員長 髙橋 和久