内科系学会社会保険連合 第106回例会議事録
【出席者:別紙参照】
齊藤代表が,今回の提案書作成について各学会のご協力に感謝した.今回の改訂では,救急・産婦人科・小児科・外科の要望が採用された傾向がある.これは政権交代の影響がでていると思われる.平成24年改訂では,医療と介護が予定されており,内保連としての役割をどう考えて,強いメッセージを発信して行きたいと思っていることを述べた.
議長に工藤副代表を指名し,議事に入った.
1.平成21年度事業報告 (資料 1)
資料に基づいて高橋副代表が説明し,全員の承認を得た.
2.平成21年度会計決算報告
吉永副代表が決算報告書を読み上げて説明し,浦部監事が監査報告をし,全員の承認を得た.
3.副代表交代の件
齊藤代表が川城副代表の代わりに規約6.役員の選任に基づき,小林弘祐委員を推薦し,全員の承認を得た.
4.新入会の件
齊藤代表が運営会議で,今回入会の申請のあった日本外来小児学会・日本小児腎臓病学会・日本急性血液浄化学会・日本臨床微生物学会・日本高次脳機能障害学会を本例会に諮ることが決定され,全員の承認を得,加盟が承認された.
5.医療技術評価提案書を厚生労働省に提出した件
齊藤代表が6月10日に各学会からの提案書を厚生労働省に提出したことを報告した.
@ 未収載技術 208件
A 既収載技術 182件
B 医療課長宛(評価対象技術に含まれないもの) 94件
C 医薬品 131件
6.ヒアリングの件
工藤副代表から下記の日程でヒアリングが行われたことを報告した.
(1)齊藤代表・工藤副代表によるヒアリング
5月11日・12日・13日・18日・19日
場所:日内会館
参加学会:56学会
(2)厚生労働省よるヒアリング
7月15日・16日・17日
8月26日・27日・28日・31日
参加学会:68学会
7.診療報酬調査専門組織医療技術評価分科会における医療技術の1次および
2次評価結果(平成21年11月19日・平成22年1月19開催) (資料 2)
診療報酬調査専門組織医療技術評価分科会における医療技術の1次評価結果
(平成21年11月19日・平成22年1月19日開催)
1.医療技術評価・再評価提案件数:726件(重複分をカウントすると896件)
1次評価結果
@ 1次評価において検討することが適当とされた技術:
339件(保険未収載技術;156件,保険既収載技術;183件)
A その他の技術(有効性・成熟度が低い又は安全性・倫理性・社会的妥当性等から問題有りとされたもの等):304件
B 基本診療料及び指導管理等に係る提案書,個別の技術評価ではなく制度に対する提案書(基本診療料,指導管理料については,医療技術評価分科会の評価の対象外):45件
C 薬事法上の承認が得られていない医薬品及び医療機器等を用いる技術(薬事法上の承認が得られていないものは,保険診療において使用することができない.保険と併用する方法として高度先進医療がある):19件
D 先進医療専門家会議において保険導入等について議論する技術(先進医療については,先進医療専門家会議において,実績報告等に基づき,別途保険導入について評価が行われるため,2次評価の対象とはしない):19件
2.2次評価結果
1次評価において検討することが適当とされた技術:
339件(保険未収載技術;156件,保険既収載技術;183件)
↓
保険未収載技術
○新規保険収載する優先度が高いと考えられる未収載技術:72件
○適応疾患等の保険適用拡大等の優先度が高いと考えられる技術:11件
保険既収載技術
○再評価する優先度が高いと考えられる既収載技術:116件
8.今後の活動について
齊藤代表が平成24年度改定に向けた内保連の活動方針(案)を提示し,説明した.
1.平成24年度診療報酬改定に向けた準備作業
(1)各学会からの第一次提案の前倒し提出(概要版程度)
平成22年9月末(予定)の第一次提案締めきり
(2)平成22年10月?12月の期間に第一次提案についての内保連としてのヒアリングと重点要望事項の絞り込み
(3)平成23年1月以降、選定された重点要望項目について学会からの図表など中医協委員向けの説得力ある資料作成の依頼
(4)平成23年2月から6月まで、平成22年度改定要望とりまとめに準じた手順による提案(第二次提案)と提案書のとりまとめ
(5)中医協委員に対する直接プレゼンテーション
2.内保連活動についての各学会宛のアンケート実施
内保連を構成する各学会の意向をアンケートで調査する。
(1)平成24年度改定に向けて内保連の活動に学会として期待すること
(2)外科系の手術技術料に相当する様な横断的な評価指標が内科領域で具体的に想定できるか。
(3)内科系診療行為の保険診療において[時間×難易度]といった指標が妥当な評価指標となるか。
3.内保連の在り方委員会の設置
今後の内保連の活動を如何に展開するかを検討する委員会を設置する。
上記の提案に対して賛同が得られたので,今後は,従来の提案書は各学会で検討いただき,技術的なものを対象とする委員会の活発な活動,内保連の活動を如何に展開するかを検討する在り方委員会を設置し,積極的に活動し,インパクトある提案を要望できるようにすることが申し合わせされた.
在り方委員会委員長は工藤副代表にお願いしたいと諮り、全員の賛同が得られたので,委員は委員長に一任することにした.
9.次回例会開催日
第107回例会
開催日:平成22年7月14日(水)17時30分
場 所:東海大学校友会館
10.その他
18時30分から19時30分まで,下記の講演を行った.
■講 演
演 題:診療報酬改定における学会の役割
演 者:中央社会保険医療協議会 遠藤久夫会長
以上の討議の後,齊藤代表の挨拶により閉会した.
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